北イタリア出張2022年5月。後半。
2022年 05月 18日
ミラノに来たメインの理由は、日本からいらしたパフォーマーのお二人の通訳とアテンドでした。ブレーシャとミラノで、二日続けて下見とリハーサル。外でパフォーマンスをするタイプのユニットなので、急に暑くなって日光もきつかったこの二日間は体力的にも大変そうでした。
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さて、いよいよ今日から三日続けて本番という朝に、僕は通訳の引継ぎをして出発。そう、僕は僕で本番があったのです。笑。
朝ラッシュのミラノを抜けて、クレモナへ弓の回収に。ついでに連絡を取って、クレモナ随一のコントラバス製作者マルコ・ノッリ氏の工房も見学させてもらいました。日本人女性の職人さんが見習いをしており、色々と貴重な楽器を触らせてもらって大満足。
クレモナでの工房訪問が楽しすぎて少し遅れ気味で、今度はマントヴァへ車を走らせます。3月にやったシューベルトの八重奏の再演、忙しいメンバー全員が揃ったのはこの日だけ、短いリハで要点を確認して、すぐに本番! 皆の集中力と、ちょっと響きすぎで細かいキズが目立たない会場のお陰で(笑)、大盛況のコンサートとなりました!満席のお客さんがずっと拍手してくれて、会場が一体になった感覚が得られた、稀有な本番でした。
しかし流石に疲れたので、企画側が用意してくれた晩ごはんの後は特に遊びにもいかずにホテルで就寝。翌朝、寄り道もせずにトリエステに帰ってきました。
という訳で、イタリア語を活かした仕事と音楽の仕事という、僕の両輪を成す活動が重なった充実の出張でした。ミラノのような都会に出ると、街行く人々がみんなオシャレで有能そうで、良い刺激を受けます。笑。またこんな素晴らしい機会がいただけるように、ますます精進しなくては!
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Commented
by
アルカポン
at 2022-05-21 01:15
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Mitsuguさんの二つのパッション分野がぎゅうぎゅうに詰まった出張でしたね。演奏会の立ち姿もお見事です。アグネス吉井というデュオのことは初めて知りましたが、日本人的には面白すぎます。イタリアの人たちは理解できたんだろうか(笑)
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by mitsugu-ts
| 2022-05-18 16:33
| ヨーロッパの思い出
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Comments(1)