Anner Bylsma(アンナー・ビルスマ)賛歌。
2020年 04月 29日
外出禁止のお陰で普段よりYouTubeなどを巡る時間も増えました。勉強中のバッハの無伴奏チェロ組曲を色々と聴いて回っていて、ダントツに気に入ったこのマエストロのCDをすぐに注文してしまいました。
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イタリア国内のネット通販で見つかるものでは、最後の1セット!彼が2回行った無伴奏の全曲録音でCD4枚、他にもバロックソナタやヴァイオリンのパルティータを小型チェロ用に編曲したものなど合計CD11枚がセットになってこのお値段は見逃せません、関西人ですからね!笑。ただ、他にも協奏曲や室内楽の全集セットがありまして・・・買ってしまうかな、どうかな・・・?
彼のバッハは、とにかく自然な流れが素晴らしい。こちらの頭の中に「すっと」入ってきます。呼吸の間も見事。付属のライナーノーツにある彼の「『オーセンティック(Authentic)』という言葉は、歴史的に正しいという意味ではなく、その音楽がかつてそうであったのと同じように『生きた』音楽だということだ」という考えは、僕やシャシャの考えと全く合致します。演奏を聴いて「そうだろうな」と思っていましたが、こうして言葉にして残っているとやはり嬉しいものです。
集中して聴きたいのでまだ全部は聴いていませんが、実はかなり有名らしいこのマエストロ、今さら去年亡くなっていたことを知りました。あまりにも遅れてしまった発見ですが、これも「コロナ騒動のお陰で良かったこと」の一つです。
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by mitsugu-ts
| 2020-04-29 15:54
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