人気ブログランキング |

レストラン「キメラ・ディ・バッコ(Chimera di Bacco)」

昨年に続き、「結婚記念日に予算を気にせず美味しいものをたべよう」企画で、中心街にある高級レストラン「キメラ・ディ・バッコ」を試して来たので、レポートです!立地は抜群、市庁舎やその隣のボルサ広場から裏手に入ってすぐです。値段設定から言えば僕が知る中では高級店に当たると思うのですが、こちらもそこまでフォーマルな雰囲気ではなく、ドレスコードもあんまり気にすることは無さそうでした。

店内はそんなに広くなく、夏の間は店の前の路地でも食事をすることができます。上着を預かってくれるところからして分かるように、接客はハイレベル。店内は白とライラック色の可愛らしい内装。

席に着くとまずメニューと分厚いワインリストを手渡されます。メニューは彼らのサイト(メニューページ)から見ることができますが、魚料理と肉料理の両方に対応、お値段は一番シンプルな前菜で12ユーロ、トリュフを使ったメインは30ユーロを越える物もあります。ワインも、チラッとだけ見ましたが、一本1000ユーロを越えるフランスワインも揃ってました・・・。
a0286469_17461498.jpg
僕らは彼らが提案する味見メニュー(menù di degustazione)の海の幸版、シンプルな方をチョイス。4皿+デザートでひとり55ユーロでした。ワインはボトルは飲みきれないので、まず発砲ワインをグラスで注文。フランチャコルタを持ってきてくれ、あとでレシート見るとグラスで7ユーロしてましたよ・・・。

まず最初に上の写真、お通しの「タマネギのポタージュ」が一口だけ出てきました。これが美味い!タマネギの優しい甘味が最大限に引き出され、この上なく滑らかな舌触り。一気に料理の世界に引き込まれました。
a0286469_17461363.jpg
前菜一皿目、ホタテ貝にヘーゼルナッツの粉を混ぜ込んだパンの殻を被せたもの、ソースはカボチャベース。よくあるホタテ貝のパン粉焼きの発展形かと思われますが、パンというよりほろほろ崩れるビスケットのような殻と味の濃いホタテの相性が抜群で唸らされました。カボチャのピューレとの相性も素晴らしい。
a0286469_17565010.jpg
前菜の二皿目、エビを豚の頬肉のベーコンで巻き、アーティチョークの上に乗せカリカリタマネギをまぶしたもの。エビとベーコン?とメニューを見たときに一番気になった一品だったのですが、エビの旨味と歯ごたえにベーコンの塩気が合わさり、面白い美味しさでした。前のホタテといいこのエビといい、火の通り具合が絶妙で、旨味が強められているのがさすが。家で真似しても、ベーコンの味一色になっちゃいそう。
a0286469_17565095.jpg
幅広パスタ「パッケリ」にアサリとピスタチオソースを絡め、ボッタルガ(カラスミ)を散らしたもの、良い香りで美味しかったです。生意気にケチをつけるとすると、アサリの存在感が弱かったかな・・・?このタイミングで2杯目ののワインを注文。ソムリエの女性にお任せで、良さそうなのを選んで貰いました。ソーヴィニョン・ブランを頂きました。
a0286469_18200117.jpg
メインはオンブリーナというタイとスズキの間みたいな白身魚を、地元の野菜ソースで。これも魚の旨味と野菜の甘味の良いバランス。
a0286469_18200245.jpg
デザートはコーヒーとヘーゼルナッツのクリームに、少量の塩を混ぜたチョコのサクサク粉をかけたもの。チョコ好きにとっては天国です。

向こうが提案するセットメニューを頼んだからか、料理が出てくるテンポも良く、気持ちの良い時間がサラリと流れていきました。この店は特に、創作料理が面白いように感じました。このセットメニューはテーブルの全員が注文する必要があり、普段は無い組み合わせの味を妻と二人でコメントしながら吟味するのが楽しかったです。トリエステで洗練された創作イタリアンを楽しみたい方、こちらのレストラン「キメラ・ディ・バッコ」おススメです!
a0286469_18200127.jpg
Chimera di Bacco
Via del Pane 2, Trieste
040 354023

クリックして応援お願いします!


人気ブログランキング
by mitsugu-ts | 2019-01-06 18:35 | 続・トリエステの歩き方 | Comments(0)

イタリアの東北、風の街トリエステで生活するコントラバス弾きmitsuguのブログ。トリエステ情報や音楽、コントラバスに関する考えをまとめています。ときどき近況も。どうぞよろしく!


by mitsugu-ts