ファブリアーノ、街歩き編。

さっそくトリエステの話題から脱線しますが、中部イタリアのファブリアーノ(Fabriano)という町に週末旅行で寄ったのでその様子を・・・。
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もう少し南の町マチェラータ(Macerata)に用があったのですが、ファブリアーノ(車で1時間くらい)に泊まることにしました。それというのも、この町は製紙や紙製品で有名で、紙マニアの僕の妻とぜひ行きたいと盛り上がったからです。
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B&Bは中心街から車で10分ほど山肌を上ったところにあり、ファブリアーノの町がきれいに見下ろせました。多くのイタリアの町と同じようにローマ時代、中世と古い歴史を誇りますが、この名前がイタリア人に知られているのはやはりノートなどの紙製品によるところが大きいです。
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到着したのは午後5時ごろ。トリエステから走行距離600kmほどという自分史最長のドライブで疲れていたので、博物館などは翌日に回して良さげな食事どころを探しつつ散歩を楽しみました。高低差を活かした町づくりが面白く、中央広場にも2階部分に上がれるロッジャ(柱廊)があったり建物が橋の構造をしていたり、立体的な造りです。この橋の構造を持つ建物の下は現在は目抜き通りですが、昔は川が流れていたそうです。
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そして中世まで歴史がさかのぼれる立派な教会や修道院が多くあり、日曜日朝には山の上の僕らの宿までたくさんの鐘の音が届いてきました。
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町の裏側にはこの運河?が流れていました。護岸の色まで趣があります。
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もう一度中央広場に、サン・フランチェスコ柱廊の後ろから近づきました。高さが違うので姿が見えないのに広場の地元民のざわめきがだんだん近づき、柱廊に入るとパッと視界が開けるので、まるで映画のワンシーンのような気分を楽しみました。
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さて食事処は、裏道にあったおしゃれなレストランに決めました。まずは地元の赤ワインとサラミ盛り合わせを注文。ワインは僕にはコネーロ(Conero)という腰のあるしっかりした味のもの、妻にはラクリメ(Lacrime、イタリア語で涙の意)というさっぱりと香りの良いものをチョイス。
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ファブリアーノがあるマルケ州はサラミが美味いと聞いていましたが、絶品でした!特にレバーを使ったサラミはまろやかで深い味で、かなり気に入りました。
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写真が暗いので載せませんが、この後食べたパスタもほうれん草のサラダもとても美味しかったです!
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中心街は小さいものなので、歩くだけなら45分くらいで楽しめます。早めに宿に戻ってゆっくり休み、翌朝はメインの目的である「紙と透かし刷りの博物館」を楽しみました。

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Commented by milletti_naoko at 2018-05-15 16:02
イタリア中部にいらっしゃったんですね! ファブリアーノ、見どころも多く、美しい町ですよね。わたしたちはちょうどクリスマス祭りの最後、空飛ぶベファーナやプレゼーペなどの催しがあるときに初めて訪ねて、紙や羊皮紙の書写、楽器などについても興味深い展示があると知り、いつかまた訪ねてみたいと思っているところなので、続きを楽しみにしています。
Commented by mitsugu-ts at 2018-05-16 15:17
> naokoさん
なおこさんにご連絡の上ペルージャまで足を延ばそうかとも思ったのですが、直前に企画した旅行だったので今回はお知らせしませんでした。またあの辺に行くことがあれば、ぜひお会いしたいです。
ファブリアーノは土曜日の夕方に町中に人が溢れていて、なんとも地元愛が強そうな土地だという印象を持ちました。
by mitsugu-ts | 2018-05-15 01:45 | ヨーロッパの思い出 | Comments(2)

イタリアの東北、風の街トリエステで生活するコントラバス弾きmitsuguのブログ。トリエステ情報や音楽、コントラバスに関する考えをまとめています。ときどき近況も。どうぞよろしく!


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