学会発表に音楽を!
2016年 03月 21日
トリエステで脳科学についての発表週間がありまして、そのシメの発表が「音楽と脳」でした。音楽をすること、聴くことが僕らの脳にどのように作用するのか、という研究の大まかな流れを喋ってくれました。 そしてその幕間に、生の音楽をという主旨でヴィヴァルディとモーツァルト。発表者のお兄さんが「音楽家って脳科学者にとって素晴らしい実験材料なんですよね。何十年も同じ動きを、好きで、勝手に、タダでやってるんですから。笑」というブラックジョークの後で弾くのは独特の感覚でした。笑。
一人の指揮者の権限が大きい時と、オケ団員同士の交流が大きい時との録音のブラインド・テストでは、指揮者の権限が大きい時のほうが良い結果になった、という報告が興味深かったです。それに、弦楽四重奏の奏者たちにセンサーをつけて、視線や体や弓の動きを単純に示した動画も。音だけじゃなく、奏者の動きのトータルもとっても「有機的」に見えるんですね。 しかし、聞く側にとっても音楽の休憩があったのは非常に良い評価でした。みなさんも、学会の際には音楽家を雇ってみては?笑。
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一人の指揮者の権限が大きい時と、オケ団員同士の交流が大きい時との録音のブラインド・テストでは、指揮者の権限が大きい時のほうが良い結果になった、という報告が興味深かったです。それに、弦楽四重奏の奏者たちにセンサーをつけて、視線や体や弓の動きを単純に示した動画も。音だけじゃなく、奏者の動きのトータルもとっても「有機的」に見えるんですね。
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by mitsugu-ts
| 2016-03-21 23:41
| 音楽について
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