ナターリア・グートマンの伴奏をしました!
2015年 02月 28日
フリウリ県のユースオケにお仕事で呼んでいただき、なんと超・有名チェリストのナターリア・グートマンと共演することが出来ました! ギトリスの時と同様、ヨーロッパにへばりついている役得ってもんです。彼女のバッハの演奏はユーチューブで聴いていたし、クラウディオ・アバドのお気に入りでルツェルン祝祭管弦楽団の首席を務めている時の演奏も知っていました。特に彼女のバッハは、大好きになっていました。そんな彼女が、かの田舎町ゴリツィアにー!?初めて聞いた時はびっくりしましたねー。
同じ日にソロで弾くヴァイオリニストのPavel Vernikov(彼もかなりの腕前、評判のウクライナ人マエストロです)の仲介で実現したこのコンサートを、10代の若手中心のオーケストラで伴奏しました。生で見るグートマンは、控えめな笑顔がステキなおばあちゃん(75歳くらいのはず)、ロシア語とドイツ語しか分からないらしく、言葉少ない印象でした。 彼女が弾いたのはハイドンの協奏曲1番、超速の音階やアルペッジョが満載の、若々しい曲です。もちろん音の飛び方や強力さ、という面では若いころの方がすごかったんでしょうが、一音もミスらぬ正確さ、速さ、素晴らしかったです。そして2楽章における、巨匠独特の歌い回し・・・幸せでした。
ギトリスの時もそうでしたが、老齢になって体の機能やテクニックは衰えているはずなのに、ひしひしと「音楽の本質」が伝わってくるような演奏でした。そして、ホテルにの部屋に着いたらまずチェロを出して練習を始めた、という姿勢!「もういいや」と全然思っていない、それが巨匠たちのすごさの根源なのかもしれません。
素晴らしい刺激になりました!ありがとうナターリア!!
こちらは関係ありませんが、泊めてもらった友人の家で出てきたスイーツがあまりに美味しかったので撮影。笑。ありがとうパトリシア! クリックして応援お願いします!
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同じ日にソロで弾くヴァイオリニストのPavel Vernikov(彼もかなりの腕前、評判のウクライナ人マエストロです)の仲介で実現したこのコンサートを、10代の若手中心のオーケストラで伴奏しました。生で見るグートマンは、控えめな笑顔がステキなおばあちゃん(75歳くらいのはず)、ロシア語とドイツ語しか分からないらしく、言葉少ない印象でした。
ギトリスの時もそうでしたが、老齢になって体の機能やテクニックは衰えているはずなのに、ひしひしと「音楽の本質」が伝わってくるような演奏でした。そして、ホテルにの部屋に着いたらまずチェロを出して練習を始めた、という姿勢!「もういいや」と全然思っていない、それが巨匠たちのすごさの根源なのかもしれません。
素晴らしい刺激になりました!ありがとうナターリア!!
こちらは関係ありませんが、泊めてもらった友人の家で出てきたスイーツがあまりに美味しかったので撮影。笑。ありがとうパトリシア!
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by mitsugu-ts
| 2015-02-28 19:46
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