マニアックな北イタリアの旅。カーニバル時のヴェネツィア編。前半。
2015年 02月 22日
用事で近くまで行ったので、ヴェネツィアが一番盛り上がるカーニバルの時の街を散歩してきました。基本的に人混みが嫌いなので(じゃあこんな日に行くなよ、とお思いですか?近くまで行ったのにこんな見物を逃すのは嫌なケチな男なのです、自分。笑。)、自分なりにエリアを決めて、今回は駅とリアルト橋の間の、サンタ・クローチェ、サン・ポーロと呼ばれているエリアをうろうろすることに。駅に着いた瞬間に、「何かが違う!」と思い知らされます、ヴェネツィアのカーニバル。 いまヴェネツィアの路上の売り子(たぶん違法)が一番気合を入れて売っているのが、こちら「セルフィー棒」。 意外と買っている人がいました。一昔前は近くの人に「写真撮って頂けますかー?」というのが観光名所の定番やったのに、今はその小さなコンタクトさえ省略したい人が多いのか・・・?
喧騒を背後に、一人絵画に集中する、東洋人のおっさん。カッコ良し。 これこれ、こういう通りが僕にとってのヴェネツィアです!もちろん今回も地図は見ません。 裏道の途中に、こんな通り道を発見。 「Ponte de L'Anatomia」というのは、「解剖(解剖学)の橋」という意味です。いったい中で何が行われていたというのか?怖い。
さて、広場に出ました(ヴェネツィアではイタリア語のPiazzaを使わず、Campoと言います)。後で地図をみると、どいうやらCampo S.Giacomo dell'Orioという場所だったよう。何が気になるって、なんかぶら下がってますよ! 遠くから見ると「テルテル坊主!?」という風情でびっくりしたんですが、近付くと何の事はない、コリアンドロ(カーニバル時に子供がばらまくカラフルな紙ふぶき)が詰まったスーパーの袋でした。 何をしていたかというと、このエリアの町内会がホットワインとカーニバル名物のお菓子「フリッテッレ」を振舞っていたのでした。 お代は自由な献金。地域の子供の面倒をみるための積立金になるそうです。僕はトリエステ方言(ヴェネツィア方言とかなり近い)で話しているのにおっさんは下手な英語で返事をしてくる(人間の思い込みとは、かくも面倒くさいものなのです)というトラブルに遭いつつも、ちゃっかり50セントでホットワインと手作りフリッテッレをゲット。これが、美味い! まだあったかくて、フワフワで、こんな美味しいフリッテッレは初めてでした!
ちょうどよく休憩できたし、また裏道歩きを再開。このエリアには、小さいアーティストの店が散在しています。中国人経営の店も散在してますが・・・。こんな裏運河のランプも風情あり。ホテルの裏玄関でした。 うっかり現代美術館(カ・ペーザロ)、東洋美術館に到達。入らず。 この可愛い矢印表示は、個人が趣味で窓枠にこしらえた物のようです。 ずっと裏道を選んで歩いてきましたが、ついに魚市場の裏あたりで大運河に出ました。 続きは後半で!
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喧騒を背後に、一人絵画に集中する、東洋人のおっさん。カッコ良し。
さて、広場に出ました(ヴェネツィアではイタリア語のPiazzaを使わず、Campoと言います)。後で地図をみると、どいうやらCampo S.Giacomo dell'Orioという場所だったよう。何が気になるって、なんかぶら下がってますよ!
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by mitsugu-ts
| 2015-02-22 16:05
| ヨーロッパの思い出
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