マニアックな北イタリアの旅。Rovigo(ロヴィーゴ)編。
2015年 02月 09日
かなり久しぶりに、オーケストラの仕事以外でトリエステを出て、小旅行をしてきました!ヴェネツィアを州都とするヴェネト州の小都市を回って、個人が売りに出しているコントラバスを試奏しに行きました。安くていいから、使い勝手の良い2本目が欲しいとうっすらと思っていたのと、あまりにも「旅」をしていない自分が嫌になったのとで、急に企画しました。初日は、朝にパドヴァの楽器を見て、それから電車で40分ほど南へ下った「Rovigo(ロヴィーゴ)」という町へ。 この街は典型的なヴェネツィア共和国の小都市です。古くは838年にも記録が残っているそうですが、栄えたのはやっぱりヴェネツィアの支配下で、農耕地帯(この町の周辺の平地ではトウモロコシ栽培が盛んです。ヴェネツィアの主食?ポレンタはトウモロコシ粉から作られます)の監督地みたいな位置づけだったそう。 町外れにはこちらの塔。もう一本低いのもあります。ちょっと傾いてますよね・・・。
旧市街は城壁に囲まれた作りで、こちらの「Porta San Bortolo(サン・ボルトロの扉)」は1482年にヴェネツィア共和国が修理した姿のままだそう。 ただし、中にある説明書きの看板の背が高く、字も小さく、読むのも一苦労です。笑。 一番の見どころの建築物はこちら「Chiesa della Beata Vergine del Soccorso」。1594年に建築家Francesco Zamberlanによって設計されました。八角形の形から「Chiesa della Rotonda(丸い形の教会)」と呼ばれており、確かに特異な形です。 すぐ近くには54メートルと無駄に高い鐘楼あり。 古い方の中央広場の真ん中にある像。名前の表示は、なし。笑。 何に手をかけてるのか?ホットケーキ?笑。 新しい方の広場。 さて写真からもわかりますかどうか、小雨がぱらつき何よりトリエステの名物強風ボーラか、というような強い風が吹き荒れ、町中には誰もおらず、寒く、むなしく、町には全然良い印象を抱きませんでした。笑。そんな時に限って見つけてしまう、閉鎖されて案内板の文字も消されてしまったこちらの教会・・・。笑。 虚しさの限界に達し、おとなしくカフェに座って温かいカプチーノを飲みながら、約束の時間までを潰したのでした。ごめん、ロヴィーゴ、もうええわ。笑。
楽器を試した後は、すぐにヴィチェンツァへと移動しました。その様子は次の記事で!
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旧市街は城壁に囲まれた作りで、こちらの「Porta San Bortolo(サン・ボルトロの扉)」は1482年にヴェネツィア共和国が修理した姿のままだそう。
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by mitsugu-ts
| 2015-02-09 17:18
| ヨーロッパの思い出
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