トリエステの博物館ハシゴ一軒目。「海洋博物館(Museo del Mare)」

日曜日の今日、トリエステでは暇な住人にとって有難いイヴェントをやってました。その名も「Museo?Casa Mia!(博物館?俺んちだぜ!)」といって、市内の10件ほどの市立博物館・美術館が住民を対象に完全無料!7月、8月も月に一日だけあったんですが予定が合わず、最終回?の今日、行った事の無い博物館をハシゴしてきました。

朝一で行ったのは、こちら「海洋博物館(Museo del Mare)」。中心街の港沿いを、駅と反対方向にグイグイ歩いて行って、道が右にカーブするあたりに見つかります。
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左下の門から敷地内に入ると、まずは巨大な碇が展示されてるのが目に付きます。
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さて入り口すぐで目に付くのは、この辺りイストリア(イストラ)半島で昔々に使われていたという、一本の木からくり出したというボート。これを一本の丸太から!素直にすごい。
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館内には、大小とにかくたくさんの船の模型があります。中世の船から近代の船まで。船の模型好きには天国でしょう。欠点は、標識や説明やらは全てイタリア語のみである事。まぁ、名前と建造年なら分かるでしょうけど・・・。
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他にも、航海で使われていた道具や、計測機器の展示品も豊富。イタリア語の説明が読めるなら、使い方も分かります。
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これはおもしろい!陸にあったんでしょうが、正午が来ると(太陽が一定の場所に来ると)太陽光をレンズで集めて熱を得て、音の合図を鳴らす道具。
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漁業関連の展示もあります。こちらは暗くて分かりにくいですが、ムール貝などの貝の養殖のための船。移動する意味はあったのか!?
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牡蠣などの貝類を開ける器具の展示。貝一つ開けるのに大掛かりすぎるわ!
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流体工学に興味がある方には、各種スクリューも取り揃えております。こうして見ると、アート作品にすら見えますね。
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トリエステはハプスブルグ家のオーストリア帝国の唯一の港、当時はかなり海運業が盛んだったんです。もちろん造船も行われており、今でも隣町のモンファルコーネの造船所では豪華客船などを作っています。こちらはスロヴェニア方向の隣村、ムッジャで竣工された船たち。あの小さな漁村で、こんな立派な船が生まれていたのか・・・!?
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こんなマニアックな博物館に来た日本人は僕ぐらいか、と思っていたら、この博物館に一章を割いた本を発見。ちょっと読んでみたい・・・。ハプスブルグの旗のもとに 池内紀著

海の街トリエステの歴史も分かる、海運好きにはたまらない博物館です!船の模型が好きな方も必見ですよ!次はトリエステ随一の観光スポット、サン・ジュスト城の博物館です、お楽しみに!
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by mitsugu-ts | 2013-09-09 05:48 | 続・トリエステの歩き方 | Comments(0)

イタリアの東北、風の街トリエステで生活するコントラバス弾きmitsuguのブログ。トリエステ情報や音楽、コントラバスに関する考えをまとめています。ときどき近況も。どうぞよろしく!


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