シャシャとのレッスン・ノート 1
2012年 11月 28日
こんばんは、週末は体調を崩してずっと寝てまして(どういう訳か、仕事が無い日にだけ体調を崩します。ラッキーなような、損したような)、月曜、火曜は毎度の忙しさでして、更新が滞りました。
今日は、コントラバスのレッスンのメモ書きですので、興味が無い人は飛ばして下さい。
そう言えばまだ書いてなかったけれども、そもそも僕がなんでイタリア・トリエステのコンサバトリーを選んだかというと、先生に惚れたからなんです。
ステファノ・シャシャという人でして、世界中のコントラバス独奏者(そんなに多くない)の中でも、そこそこ有名です。シャシャは、ここトリエステでしか教えていません。マスタークラスには最近良く出かけてますが。
自分の先生を紹介するのもなんなので、興味がある人はグーグルででも探してみてください。「Stefano Sciascia」と書きます。
出会った経緯などは長くなるので省略、今日はこの2週間のレッスンのメモ書きを・・・。
とここで、僕はジャズ科じゃなかったのか!?と思うほどこのブログを熟読してくれてる人はいるのだろうか?笑。とにかく、はい、クラシックはもう大学院コースを修了して、現在はジャズ科です。
しかし、この2年生から「選択科目」という単位がありまして、僕はシャシャと話して、彼のレッスンを受けれるようにしたんです!我ながらずる賢いですね。笑。そんな訳で、多忙なジャズのレッスンに加えて、火曜日の朝にシャシャとコントラバスのレッスンを再開できる事になりました。
オーケー、メモを始めます。
2012年11月20日
曲は「Fantasia Sonnambula(ファンタジア・ソンナンブラ)」、前述のボッテジーニの作品です。
まず言われたのは「ストーリー性をもっと出すこと」。最初のアリアにしても、最初は気軽に、だんだんアモーレを増して、とかいう風に、物語、語りを意識しよう。
そしてもちろん、出だしの低音、ここでは「自分がびっくりしてしまうほど、楽器を鳴らさなくてはならない」。狙ってやるんじゃ無いのが、ミソですね。
あと僕の役に立ったのは、「技巧部のいくつかの音符はブレーキのように考える」。常に転がり、走る傾向がある自分には、有意義なイメージです。
とにかく、シャシャが弾くボッテジーニは、聴かせます。泣かせます。笑わせます。もっとメカニックが凄いボッテジーニ弾きはいくらでもいるけど、彼のはちょっと、特別です。
11月27日
友人のピアニスト、ロッセッラちゃんに手伝ってもらって、「エックレスのソナタ」。コントラバスの低学年用のレパートリーですが、フランスの版を手に入れて気に入って、勉強しなおしてます。
1楽章。とにかく「音色」。シャシャのレッスンは、とにかく音色にしつこくこだわります。音色というか、「音の質」というか「音の種類」というか。彼は、本当に音の探求者です。多くの人は楽器や弦を変えて探求しますが、彼はそうじゃない。それぞれの楽器の一番深い声に耳を傾けます。彼が言う「音が音楽の扉を開ける唯一の鍵である」。言い得て妙だと思います。
2楽章。1楽章で耳が開いてたのが良かったのか、一発オーケー。まぁ、5年前にも「とにかくcon spiritoだ!」というのは言われてましたし。よしよし。
うん、書いてみて分かったけど、こんな事に興味ある人おらんやろな・・・。笑。
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今日は、コントラバスのレッスンのメモ書きですので、興味が無い人は飛ばして下さい。
そう言えばまだ書いてなかったけれども、そもそも僕がなんでイタリア・トリエステのコンサバトリーを選んだかというと、先生に惚れたからなんです。
ステファノ・シャシャという人でして、世界中のコントラバス独奏者(そんなに多くない)の中でも、そこそこ有名です。シャシャは、ここトリエステでしか教えていません。マスタークラスには最近良く出かけてますが。
自分の先生を紹介するのもなんなので、興味がある人はグーグルででも探してみてください。「Stefano Sciascia」と書きます。
出会った経緯などは長くなるので省略、今日はこの2週間のレッスンのメモ書きを・・・。
とここで、僕はジャズ科じゃなかったのか!?と思うほどこのブログを熟読してくれてる人はいるのだろうか?笑。とにかく、はい、クラシックはもう大学院コースを修了して、現在はジャズ科です。
しかし、この2年生から「選択科目」という単位がありまして、僕はシャシャと話して、彼のレッスンを受けれるようにしたんです!我ながらずる賢いですね。笑。そんな訳で、多忙なジャズのレッスンに加えて、火曜日の朝にシャシャとコントラバスのレッスンを再開できる事になりました。
オーケー、メモを始めます。
2012年11月20日
曲は「Fantasia Sonnambula(ファンタジア・ソンナンブラ)」、前述のボッテジーニの作品です。
まず言われたのは「ストーリー性をもっと出すこと」。最初のアリアにしても、最初は気軽に、だんだんアモーレを増して、とかいう風に、物語、語りを意識しよう。
そしてもちろん、出だしの低音、ここでは「自分がびっくりしてしまうほど、楽器を鳴らさなくてはならない」。狙ってやるんじゃ無いのが、ミソですね。
あと僕の役に立ったのは、「技巧部のいくつかの音符はブレーキのように考える」。常に転がり、走る傾向がある自分には、有意義なイメージです。
とにかく、シャシャが弾くボッテジーニは、聴かせます。泣かせます。笑わせます。もっとメカニックが凄いボッテジーニ弾きはいくらでもいるけど、彼のはちょっと、特別です。
11月27日
友人のピアニスト、ロッセッラちゃんに手伝ってもらって、「エックレスのソナタ」。コントラバスの低学年用のレパートリーですが、フランスの版を手に入れて気に入って、勉強しなおしてます。
1楽章。とにかく「音色」。シャシャのレッスンは、とにかく音色にしつこくこだわります。音色というか、「音の質」というか「音の種類」というか。彼は、本当に音の探求者です。多くの人は楽器や弦を変えて探求しますが、彼はそうじゃない。それぞれの楽器の一番深い声に耳を傾けます。彼が言う「音が音楽の扉を開ける唯一の鍵である」。言い得て妙だと思います。
2楽章。1楽章で耳が開いてたのが良かったのか、一発オーケー。まぁ、5年前にも「とにかくcon spiritoだ!」というのは言われてましたし。よしよし。
うん、書いてみて分かったけど、こんな事に興味ある人おらんやろな・・・。笑。
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by mitsugu-ts
| 2012-11-28 07:40
| 僕のコントラバス考
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