ナポリ突撃その3。国立考古学博物館。
2016年 09月 05日
ナポリ滞在2日目の日曜日、有名な国立考古学博物館に行ってきました。最初はあんまり乗り気じゃなかったんですが、カプリやアマルフィまで足を延ばすのは時間が厳しいという決断で、街中でもう一日過ごすことにしたのです。
この日は国立博物館・美術館のチケット代が、全てイタリア中部地震の被災者に充てられる事になっていたそうで、「そのことについてどう思いますか?」とテレビニュースからインタビューを受けました。「緊急時に助け合うのは当たり前なんだから、良い取り組みだと思います」とだけ答えておきました。こういうのって、後から「もっと気が利いたこと言えば良かった・・・」と後悔してしまうので、やめてほしいんですよね・・・。笑。
さて気を取り直して博物館。結果的に、すごく充実した展示で大いに楽しめました。有名なポンペイ遺跡の出土品も、めぼしい物はここに運ばれているんですね。細部を見るなら、ポンペイに行くよりここの方が美術点は高いんじゃないでしょうか。 最近、ようやく自分なりに、彫刻鑑賞の面白さが分かってきました。細部が面白いんですね。特に、布や草木など、全く違うフワフワした質感のものをいかに一瞬の型に閉じ込めているか。 オリンピックの開催に寄せて、イタリアを代表した彫刻たちがこちら、Corridori。 こちらは現代の作品ですが、現代人のテクノロジーを上手く古代っぽく見せるAlexey Morosovさんの展示。 これ、中国の天女だよねぇ? モザイクもいろいろすごいのがありました。でもやっぱり一番好きなのは魚。 フレスコ画では、どこかで見た事があったこの女の子のオリジナルがあり、惚れ直しました。 ヨーロッパ人ってのは、こんなものを紀元0年くらいに作っちゃってたんですね。金細工。 こちらも有名なフレスコ、Tuffatore。 青銅の調理器具コーナーで、またもナポリ=ナニワ説を裏付ける一品が。あれ、タコ焼き鉄板やんね!? 一人用。 という訳で、大いに楽しみました。実はこの考古学博物館、古代のエロい絵、エロい像を集めた18禁の部屋もあり、やっぱりナポリって人間味があるよなぁ、と思わされました。ナポリのお越しの際は、この国立考古学博物館はおススメです!
クリックして応援お願いします!
人気ブログランキングへ
この日は国立博物館・美術館のチケット代が、全てイタリア中部地震の被災者に充てられる事になっていたそうで、「そのことについてどう思いますか?」とテレビニュースからインタビューを受けました。「緊急時に助け合うのは当たり前なんだから、良い取り組みだと思います」とだけ答えておきました。こういうのって、後から「もっと気が利いたこと言えば良かった・・・」と後悔してしまうので、やめてほしいんですよね・・・。笑。
さて気を取り直して博物館。結果的に、すごく充実した展示で大いに楽しめました。有名なポンペイ遺跡の出土品も、めぼしい物はここに運ばれているんですね。細部を見るなら、ポンペイに行くよりここの方が美術点は高いんじゃないでしょうか。
クリックして応援お願いします!
人気ブログランキングへ
by mitsugu-ts
| 2016-09-05 17:29
| ヨーロッパの思い出
|
Comments(0)