楽譜を読む。
2016年 06月 06日
一口に楽譜を読むと言っても、色んなアプローチがあるかと思います。書いてあることをとにかく機械的に実行するのも一つの手ですし、呼吸やアゴーギグなどの「演奏解釈」を盛り込むのも手です。どちらが良いとかじゃなくて、場面によってどちらも出来るべきなんだろう、と思います。 さて、アンサンブルの中では音符の絶対数が少ないため、コントラバス奏者の読譜力は一般に大して高くないと思われています。この事実は、少なくとも僕に関しては当たっています。笑。僕は即興音楽もするので、お世辞にも読譜力が高いとは言えないと思います。
そんな僕でも時には機械的に読む練習もします。今回はこちら、ワーグナーのオペラ、ローエングリンより第三幕。三連符がぎっしり、しかも転調あり、しかもモチーフは毎回微妙に違う・・・。そして実際の演奏ではめちゃくちゃ速い。笑。
楽譜を読むにあたっては、「自分で歌えるか」というのが、自分がどういう演奏をしているかの一つの目安になると思います。歌えるということは、その音楽は自分の頭で分かっている、ということです。僕は普段はこの方式を支持します。しかしたとえばこのワーグナーの楽譜は、そうして目で読んで頭で考えていては弾けません。時間がかかりすぎます。暗譜するのも、まず無理です。
どちらが良いのでしょう?自分の頭を通過させて考えて弾くことと、ただ記号を手の運動に変換しつつ無心に弾くこと。どっちもそれだけじゃダメな気がします。難しいですねー。
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そんな僕でも時には機械的に読む練習もします。今回はこちら、ワーグナーのオペラ、ローエングリンより第三幕。三連符がぎっしり、しかも転調あり、しかもモチーフは毎回微妙に違う・・・。そして実際の演奏ではめちゃくちゃ速い。笑。
楽譜を読むにあたっては、「自分で歌えるか」というのが、自分がどういう演奏をしているかの一つの目安になると思います。歌えるということは、その音楽は自分の頭で分かっている、ということです。僕は普段はこの方式を支持します。しかしたとえばこのワーグナーの楽譜は、そうして目で読んで頭で考えていては弾けません。時間がかかりすぎます。暗譜するのも、まず無理です。
どちらが良いのでしょう?自分の頭を通過させて考えて弾くことと、ただ記号を手の運動に変換しつつ無心に弾くこと。どっちもそれだけじゃダメな気がします。難しいですねー。
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by mitsugu-ts
| 2016-06-06 20:59
| 僕のコントラバス考
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